手術顕微鏡は単に小さいものが大きく見えるだけでなく、細部に至るまで鮮明かつ立体的に見える機材です。主に眼科や脳外科といった安全と正確さが求められる分野で用いられており、手術用ルーペなどでは困難であった細い血管や神経、筋肉などほぼすべて把握しながらの施術が可能となりました。
美容外科手術を受ける患者様が最も心配されることの一つに、術後に残る傷跡が挙げられます。
傷跡を綺麗に仕上げるためには、極細の糸でマイクロサージャリー(微小血管吻合)の技術を応用して慎重に各層を縫い合わせる必要があります。
肉眼やルーペによる施術でも不可能ではありませんが、手術顕微鏡を使用することで仕上がりの美しさに大きな差がうまれるだけでなく、傷跡が目立たなくなるまでにかかる期間も格段に短縮することが可能です。
真崎医院では、カールツァイスメディテック社の手術顕微鏡【OPMI pico】を使用して手術を行っております。
カールツァイスメディテック社はドイツにある100年以上の歴史を持つ医療機器メーカーで、手術顕微鏡の分野においてはトップ企業と言っても差し支えないでしょう。
真崎医院は、美容業界において顕微鏡下で手術を行っている、国内でも数少ないクリニックのひとつです。
当院で導入している手術顕微鏡です。
5段階の倍率調整が可能。解像度と操作性に優れており、微細な血管なども手に取るように把握できるため内出血の可能性を極限まで抑えることが可能となりました。
今後、美容業界でも必須となる機材であると当院では考えております。