あご骨切り手術は、「あごを短くしたい方」「あごを前に出したい方」「あごを後ろに引っ込めたい」というお悩みをお持ちの方に適応する手術です。
一般的に下唇から顎先までの長さは、日本人男性は38mm程度、女性は36mm程度です。
鼻下から顎先までの長さが顔面の1/3となり、鼻下から下唇の下、下唇の下から顎先までが1/2と言われています。
あごの骨切りを行い、短縮もしくは移動することでこのラインに近づかせていきます。
なお、あご先のことを医療用語では、オトガイと呼びます。
当院では、日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会という、頭や顔などの病気や変形に対する手術を進歩させるための学会の学会長も務めた小室医師がカウンセリングから施術、アフターケアまで行います。
あごの骨切りは、悩みによって手術方法が異なります。
あごを短くしたい方には、当院ではオトガイ水平切り術という術式を採用しています。
顎先から少し上の骨を水平に骨切りし、中間の骨を切除します。
骨を移動後に段差ができますので、修正してからプレートで固定します。
あご先を切除する術式もありますが、二重アゴになってしまう場合がある為、当院では行っていません。
あごが後ろに引っ込んでおり、丸くなってしまっている方には、あごを前に出しキレイなEラインを作ります。
あごを前に出したい方の場合には、あごにプロテーゼを入れることで改善する場合もありますが、あごが長く後ろに引っ込んでしまっている方には、オトガイ水平切り術にて手術を行います。
あごの先端を水平に骨切りし、あご先を前に移動させてプレートで固定します。
あごが前に出ている状態の方には、あごを前に出す手術同様にオトガイ水平切り術にて手術を行います。
あごの先端を水平に骨切りし、あご先を後ろに移動させてプレートで固定します。
後ろに移動させすぎると、二重顎になってしまう場合がある為、しっかり移動する位置を調整してから固定します。
施術時間 | 1時間 |
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ダウンタイム |
大まかな腫れや内出血が引いてくるのは、2~3週間程度。 組織が完全に落ち着くまで、3ヶ月~6ヶ月程度。 (個人差がございます。) |
施術後の通院 | 1週間後 (抜糸の為、来院頂きます。) |
施術後の検診 | 1ヶ月後 |
術後のメイク | 抜糸の翌日から可能 |
術後の入浴 |
内出血が引いてから可能(2週間程度) シャワーは手術部位以外は当日より可能 |
術後の洗顔 | 手術部位以外は当日より可能、手術部位は24時間後から水のみなら可能 |
手術から1ヶ月間の検診・アフターフォローまで全て含んだ料金となります。
なお、施術後1ヶ月検診まで再診料は無料です。
不安な事やご質問などございましたら、お気軽にごお問い合わせください。
(掲載されている料金は全て税込表示となっております。)
手術内容 | 方法・部位 | 料金 |
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オトガイ | 中抜き、短縮 | 1,650,000円 |
垂直、スクエアボックス | 1,980,000円 | |
下端削骨 | 1,320,000円 | |
結節切除、下端斜骨切り | 1,650,000円 | |
下端延長 | 1,650,000円 | |
前額断 | 1,320,000円 |