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2023.12.07 眼瞼下垂

切らない眼瞼下垂手術の失敗は?失敗を防ぐ方法と対処法も解説

切らない眼瞼下垂手術の失敗は?失敗を防ぐ方法と対処法も解説

眼瞼下垂の手術後に、「思ったような目元にならなかった」「術後の状態が悪い」など後悔する場合があります。眼瞼下垂の術後トラブルの一例として、目が閉じにくい、左右差がある、目がつり上がってきつい表情に見えるなどが挙げられます。こうしたトラブルを避けるためにも事前に医師のカウンセリングをしっかり受けて、仕上がりのイメージやリスクを確認し、納得したうえで手術を受けることが大切です。

そこで、今回は以下の内容に沿って詳しく解説します。

  • 切らない眼瞼下垂手術で失敗することはある?
  • 切らない眼瞼下垂手術で失敗しないために知っておきたいポイント
  • 切らない眼瞼下垂手術で失敗した場合の対処法

切らない眼瞼下垂手術での失敗を防ぐために、ぜひ参考にしてください。

切らない眼瞼下垂手術について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

切らない眼瞼下垂

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1、切らない眼瞼下垂手術で失敗することはある?

垂手術で失敗することはある?

眼瞼下垂手術の一番の目的は『下垂したまぶたの開きを改善させる』ことです。

下垂のレベルは人によって異なりますが、軽度から重度まで症状は様々で、特に中程度以上の下垂症の場合、手術後は目元や顔立ちがガラリと変わる可能性が高いです。

手術によってダウンタイム期間中は多少のトラブルを感じることもあるため、患者様の中には「失敗した!」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、切らない眼瞼下垂手術後の変化やダウンタイム期間中に起こりやすいトラブルやリスクについて、解説していきます。

  • 一定期間目が閉じにくくなる
  • 筋肉の反応による左右差
  • びっくり目や三角目になる
  • 視界がぼやけることがある
  • ミュラー筋の刺激による自律神経症状の発症
  • 期待していた効果や変化がない

(1)一定期間目が閉じにくくなる

当院で行う切らない眼瞼下垂手術は、手術直後にまぶたが開き過ぎるくらいにコントロールして行うのがポイントです。
腫れが引くのに伴って固定した糸が少しだけゆるむことで、数日中にちょうど良い状態までまぶたが落ちてきます。

そこにターゲットを当てて手術をしているので、手術後にまぶたが閉じきらないことや、就寝中も薄く目が開いてしまうことがありますが一時的なので心配しないでください。

まぶたが閉じきらずに目の乾燥を感じる場合には、医師に相談し点眼薬や軟膏を処方してもらいましょう。

(2)筋肉の反応による左右差

人間の顔は元々左右対称ではなく、それはまぶたの筋肉においても言えることです。
手術後、筋肉の反応によって開き方に差がでることは少なくありません。測ったように同じ開き具合になるのか、右目は80%で左目は100%になるのか、それには個人差があります。

左右対称で、ちょうど良い開き方になることをお約束できる手術ではありません。
今の状態より少しでも開いたらいい、という感覚で手術に臨まれると良いでしょう。

(3)びっくり目や三角目になる

先程解説した"まぶたが閉じにくくなる状態"に伴って、開き過ぎるくらいに糸で固定をすることで一時的に"びっくり目"や、まぶたの一部が吊り上がったような"三角目"になる可能性があります。

ただしこちらもダウンタイム期間中の一時的な経過であるため、このような状態になっても心配する必要はありません。
時として逆のパターンもあり、麻酔や腫れの影響によって下垂の改善が分かりづらいこともあります。

いずれにしても、ダウンタイム期間が過ぎる頃にはたいてい良い状態に落ち着くことがほとんどです。

(4)視界がぼやけることがある

手術によってまぶたの組織が腫れると、内側から眼球が押されて一時的に視界がぼやけることがあります。
こちらも通常はダウンタイム期間中の一時的な症状なので、腫れが落ち着くにつれて視界もクリアになってきます。
仮に「何日経っても症状が続く」「症状が段々強くなってくる」といった場合には、すぐに医師に相談し診断を仰ぎましょう。

(5)ミュラー筋の刺激による自律神経症状の発症

当院で行う切らない眼瞼下垂手術は、「挙筋腱膜」という瞼の組織と「ミュラー筋」という瞼の筋肉を、瞼の裏側にある「瞼板」側に前転して縫合することで挙筋を短縮し、瞼を開きやすくさせます。

この「ミュラー筋」は交感神経と関りが深く、手術によって刺激したり傷つけたりすると、自律神経の緊張による視界のまぶしさや頭痛、不快感といった症状を引き起こすことがあり、当院でも稀にそういった症状を訴える患者様もいらっしゃいます。

これまで挙げた症状同様に、術後の経過による一時的なものではありますが、症状の期間や程度によっては切らない方法が向かない可能性があります。

その場合には固定糸を外し、切開法に切り替える必要があるため、自己判断はせずに必ず医師の診断を受けてください。

(6)期待していた効果や変化がない

同じ手術をしても、筋肉の反応の問題によっては下垂の改善が期待値よりも低くなることがあります。
また、他院で既に手術を受けている場合には、まぶたの結膜組織が癒着や変形を起こしているケースが多く、状態によってはまぶたが上がりきらないことがあります。

結果として患者様が想像していた仕上がりにならないこともあるため、事前のカウンセリングでは医師としっかり相談することをお勧めします。

当院では、患者様が期待していた状態にならなかった場合、手術日を含めて5日間であれば【トライアル返金システム】により、手術代を返金(薬代・麻酔代を除く)いたします。

これは真崎医院が独自に設定しているシステムで、万が一のことがあっても安心して手術を受けていただけるように考えたものです。

2、切らない眼瞼下垂手術で失敗しないために知っておきたいポイント

切らない眼瞼下垂の症例写真

切らない眼瞼下垂で失敗しないためにはどうしたら良いのでしょうか。「こんなはずじゃなかった」と手術後に後悔しないよう、事前にしっかり確認しましょう。

どのような理由で眼瞼下垂手術を後悔するのかが気になる方は、以下の記事もご覧ください。
眼瞼下垂手術で後悔しないために知っておくべきことや失敗事例を紹介

切らない眼瞼下垂手術で失敗しないためのポイントは以下の通りです。

  • 切らない眼瞼下垂のリスクや副作用を理解する
  • 信頼できる医師に依頼する※同業関係者(医師・看護師)の評価が高い医師

それぞれ詳しく解説します。

(1)切らない眼瞼下垂のリスクや副作用を理解する

眼瞼下垂の手術を受ける際は、ダウンタイム期間中のリスクについて十分に理解することが大切です。切らない眼瞼下垂はまぶたに切開を施さないため、ダメージが少ないとされていますが、どんな手術にもリスクが伴います。術後の状態によっては、ダウンタイムが長引く可能性もあることを覚えておきましょう。

手術後に腫れや内出血、痛みなどの症状が生じることがありますが、おおよそ1〜2週間ほどで大きな腫れや内出血は引いてきます。それに伴い痛みも徐々に落ち着きますが、痛みが強い場合には処方された痛み止めで対処しましょう。

(2)信頼できる医師に依頼する※同業関係者(医師・看護師)の評価が高い医師

切らない眼瞼下垂手術は、高度な手術技術が必要なため、経験豊富で信頼性の高い医師に依頼することが極めて重要です。信頼できる医師を選ぶ際に、医師の実績や専門性に注目し、医院の公式ウェブサイトなどを活用して情報を収集しましょう。

さらに、手術前のカウンセリングも非常に重要です。手術内容やリスク、副作用について詳細に説明してくれる医院を選びましょう。不安や疑問がある場合、医師にしっかりと伝え、説明を受けることが大切です。納得できる説明を提供してくれる医院で治療を受けることをおすすめします。

3、切らない眼瞼下垂手術で失敗した場合の対処法

切らない眼瞼下垂手術で失敗した場合の対処法

切らない眼瞼下垂手術を受けて”失敗した”と思った場合は、修正手術を検討する必要があります。
ただし、修正手術は最初の手術時よりも難易度が上がると思ってください。
手術によって組織がダメージを受け、組織変形や癒着を起こしているケースが非常に多いからです。

また、仕上がりは医師の技術によって大きく左右されるため、特に修正手術を受ける場合には慎重な医師選びが必要です。

できるだけ最初の手術時から、症例実績が多く信頼性の高い医師に任せるようにしましょう。

4、まとめ

切らない眼瞼下垂は切開を施さないため、「まぶたを切らずに改善したい」という方にも受けやすい治療です。
しかし、術後のダウンタイム期間中のトラブルとして、目が閉じにくい、左右差、びっくり目や三角目になるなど、いくつかの症状が挙げられるため、。事前にカウンセリングで仕上がりのイメージやリスクを確認し、ご自身の中でしっかり納得したうえで手術を受けることが大事です。

治療を検討している方は本記事でご紹介した内容を参考に、不安な点はカウンセリング時に担当医に相談しましょう。医師とのコミュニケーションをしっかりとり、仕上がりのイメージや希望を事前に伝えることが大切です。

真崎医院では、切らない眼瞼下垂手術の画像相談を無料で行っています。遠方にお住まいの方や手術が可能か知りたい方など、画像を元におよその診断をお伝えすることができます。メールは24時間受け付けているので、ぜひお気軽にご相談ください。

眼瞼下垂について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

眼瞼下垂とは?原因とよく間違われる症状から治療法までを詳しく解説

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