眼瞼下垂になって視力や外見に変化が生じて悩んでいる方は少なくありません。
加えて、眼瞼下垂は自力で治すことは不可能です。
そのため、治療する場合は病院で診察した後に、手術する必要があります。
そこで、この記事では、以下の内容に沿って解説します。
- 眼瞼下垂とは？
- 片目だけが眼瞼下垂になる原因
- 片目だけが眼瞼下垂の場合の手術費用
- 眼瞼下垂手術をするなら真崎医院がおすすめ
眼瞼下垂のチェック方法について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「眼瞼下垂のチェック方法とは？セルフチェックや治療方法について解説」
１、眼瞼下垂とは？
眼瞼下垂とは、まぶたが正常な位置よりも下がってしまう状態を指します。
また、眼瞼下垂の重症度によって治療法が異なります。
そのため、重症度を正確に理解し、適切な治療を選択することが重要です。
（１）眼瞼下垂の症状
眼瞼下垂の具体的な症状は以下の通りです。
- まぶたが重く、目が開けにくくなる
- 目をしっかり開けているつもりでも、眠たそうに見える
- 左右の目の大きさが異なる
- 二重の幅が広くなる
- おでこにシワができる
- 肩にこりを感じる
- 頭痛が生じる
上記の症状は、眼瞼下垂の可能性を示唆していますが、他の病気の可能性も考えられます。
また、目元の症状だけでなく、おでこにシワができたり、頭痛や肩がこったりするのも眼瞼下垂の症状の一つです。
正確な診断と適切な治療をするためにも、専門医と相談することをおすすめします。
２、片目だけが眼瞼下垂になる原因
片目だけの眼瞼下垂は、多くの人々にとって気になる症状の一つです。
しかし、この症状の背後にはさまざまな原因が考えられます。
眼瞼下垂には、大きく分けると、以下三つの主要な原因が挙げられます。
- 先天性眼瞼下垂
- 後天性眼瞼下垂
- まぶた以外が原因の眼瞼下垂
（１）先天性眼瞼下垂
先天性眼瞼下垂とは、生まれつきまぶたが下がっている状態のことです。
この症状は、まぶたを上げる主要な筋肉である眼瞼挙筋の働きが著しく低下していることが原因です。
先天性眼瞼下垂症は、約80％の確率で片目だけにこの症状が現れると言われています。
先天性眼瞼下垂は、視力の発達に影響を及ぼす可能性があるため、早期の診断と適切な治療が求められます。具体的には、まぶたが目にかぶることで、視力の悪い方の目で物を見ようとしなくなることが考えられます。
治療の際には、眼科医の診察を基に、最適な治療を判断することが大切です。
また、患者様自身が症状を軽度と感じてしまうこともあるため、眼瞼下垂の症状が少しでもある場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。
適切な治療を行うことで、視力の発達や日常生活の質を向上させることが可能となります。
（２）後天性眼瞼下垂
後天性眼瞼下垂とは、生まれたときからではなく、生後に何らかの原因で発症する眼瞼下垂のことを指します。上眼瞼（上のまぶた）が下がり、上方の視野が狭くなったり、外見上の問題が生じることが特徴です。
後天性眼瞼下垂の主な原因は、以下の通りです。
- 加齢
- コンタクトレンズの長期使用など（特にハードコンタクトレンズ）
治療方法としては、手術が基本となります。
特に、挙筋の機能が比較的良好な眼瞼下垂（例：加齢性、コンタクトレンズ関連など）に対しては、手術による回復が期待できます。
しかし、原因疾患によっては手術方法やその効果に限界があることを理解しておきましょう。
（３）まぶた以外が原因の眼瞼下垂
眼瞼下垂は、まぶた自体の問題だけでなく、他の原因によっても引き起こされることがあります。
脳・神経系の疾患や障害も、眼瞼下垂の原因の1つです。
まぶた以外の原因で眼瞼下垂を引き起こす疾患や状態は以下の通りです。
- 脳梗塞
- 脳腫瘍
- 重症筋無力症
- ホルネル症候群
- ミトコンドリア脳筋症など
これらの疾患や状態は、まぶたの筋肉や神経の機能に影響を及ぼし、眼瞼下垂の症状を引き起こすことがあります。
特に、重症筋無力症は自己免疫疾患として知られており、眼瞼下垂や複視（ものが二重に見える症状）が現れるのが特徴です。この疾患は、筋肉の収縮を助ける神経伝達物質の受容体が攻撃されることで、筋肉の力が弱まることが原因とされています。
また、ボトックス注射後に眼瞼下垂が発生することもあります。
これは、注射が本来効果を発揮すべきでない眼瞼挙筋に影響を及ぼしてしまった結果、瞼が下がってしまうと考えられてます。この場合、ボトックスの効果が切れるのを待つことが一般的な対処法となります。
これらの疾患や状態を正確に診断し、適切な治療を行うことが重要です。
眼瞼下垂の原因が脳や神経系の疾患である場合、専門的な診療や治療が必要となることが多いため、早期の診断と適切な治療が求められます。
３、片目だけが眼瞼下垂の場合の手術費用
片目だけの眼瞼下垂の治療を検討する際、手術費用は患者様にとって重要な情報です。
手術の費用は、保険の適用の有無やクリニックの方針、手術の内容によって変化します。
ここでは、以下の内容に沿って、片目だけが眼瞼下垂の場合の手術費用について解説します。
- 保険適用の場合
- 保険適用外の場合
（１）保険適用の場合
眼瞼下垂手術で保険が適用される場合、手術費用は大幅に抑えることができます。
保険診療の場合、手術費用は全国一律で定められています。
具体的な金額は以下の通りです。
| 保険適用でできる手術 | 片目の場合の費用（3割自己負担） |
| 眼瞼挙筋前転法 | 約22000円 |
| 眼瞼挙筋短縮法 | 約22000円 |
| ミュラー筋タッキング | 約22000円 |
| 眉下切開/眉上切開手術（アイリフト） | 約18000円 |
| 単純皮膚切開手術の費用 | 約18000円 |
| 筋膜移植／前頭筋吊り上げ術の費用 | 約60000円 |
ただし、この費用には術前の血液検査や診察、麻酔手技料金などが含まれていないため、それらの費用が別途必要となります。
保険適用の手術を受ける場合は、費用だけでなく手術の方法やその後の経過についても十分に理解し、安心して手術を受けることが大切です。
（２）保険適用外の場合
保険適用外の眼瞼下垂治療は、症状の改善だけでなく、保険適用手術よりも理想の目元に近づけることができます。重度の眼瞼下垂でないと保険が適用されないため、軽度の症状や美容目的での治療を希望する方は、保険適用外での眼瞼下垂治療を選択することが多いです。
しかし、保険適用外での眼瞼下垂治療は全額自己負担となり、費用はクリニックによって異なります。
以下に保険適用外での眼瞼下垂治療の場合の具体的な費用を記載します。
| 手術方法 | 片目の場合の費用 |
| 切らない眼瞼下垂（埋没式挙筋短縮術） | 275,000円 |
| 腱膜固定術（挙筋前転術） | 385,000円 |
| 筋膜移植(切開) | 550,000円 |
| 手術方法 | 片目の場合の費用 |
| 眼瞼下垂 | 227,630円 |
| 眼瞼下垂＋二重 | 259,380円 |
| 手術方法 | 片目の場合の費用 |
| オープンアイズ（切らない眼瞼下垂） | 297,000円 |
| 挙筋短縮法 | 363,000円 |
眼瞼下垂の治療を検討する際は、症状の重さや治療の目的をしっかりと確認し、適切な治療方法を選択することが大切です。
４、眼瞼下垂手術をするなら真崎医院がおすすめ
真崎医院は、多くのセレブやVIPが訪れる、世界で認められたプライベートクリニックとして知られています。
その中でも、特に注目されるのが「切らない眼瞼下垂症手術」です。
切らない眼瞼下垂は、真崎院長が提唱したもので、従来の切開手術を必要とせず、まぶたの開きを自然に改善することができる革命的な治療法です。
真崎院長が提唱した「切らない眼瞼下垂症手術（埋没式挙筋短縮法）」は、メスを使用せず、まぶたの美しい開きを実現することができます。
この手術は、2004年に真崎院長が医学書籍で世界で初めて公表してから、多くの美容外科クリニックで採用されるようになりました。
しかし、真崎医院で採用している「真崎法」は、切らない眼瞼下垂の提唱者である真崎院長が最初の発表から20年の月日をかけて改良した方法で、安全性と効果の両方を兼ね備えた独自の手技を患者様に提供しています。
真崎医院の強みは、高い技術力だけでなく、患者様との信頼関係を大切にしている点です。
完全個室の待合室で、プライバシーを守りながら、安心して治療を受けることができます。
患者様の満足と安全を最優先に考え、最新の技術と設備を取り入れています。
眼瞼下垂でお悩みの方は、真崎医院を選ぶことで、安全かつ効果的な治療を受けることが可能です。
真崎医院は、あなたの目元の美しさを取り戻し、自信に満ちた日常を送るお手伝いをすることができます。
真崎医院で無料画像診断を行いたい方は、以下よりご相談ください。
５、真崎医院で眼瞼下垂の治療をした症例
ここでは、真崎医院で眼瞼下垂の治療を行った患者様の変化をお伝えします。
６、まとめ
片目だけが眼瞼下垂になる原因や症状、手術費用などついて詳しく解説しました。
眼瞼下垂は単なる美容の問題だけでなく、視界の妨げとなり日常生活に支障をきたす可能性もあります。
適切な治療を選ぶことで、より快適な日常生活を送ることができます。
そのためには、専門の医師としっかりと相談することが非常に大切です。
専門的なクリニックでありながらも、患者様のことを第一に考えているクリニックや医院を選ぶことで、安全かつ効果的な治療を受けることができます。
眼瞼下垂について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
